カダバーラボには、手術室や検査室さながらに、各種手術機器、内視鏡システム、放射線透視装置等を有しており、あらゆる領域のCSTや様々な医療機器の研究開発が可能な国内有数の施設です。
CSTとR&Dの実施には解剖学教室との連携が欠かせず、死体解剖保存法、献体法、臨床医学の教育及び研究における死体解剖のガイドライン等の遵守に加え、倫理審査体制の確立と利益相反マネジメントが必須です。『先端医療技術教育研究開発センター』は、ガイドラインを遵守したCST等の実施を一元的に管理してカダバーラボを運営する組織であり、専任の教員と専従の技術職員を配しております。
- ※CST: Cadaver surgical training: ご遺体を使用した手術手技研修
- ※R&D:Research and development:研究開発
『先端医療技術教育研究開発センター』は、国内外の医師や研究者が利用可能な総合的な教育研究拠点を目指しています。今後、コアファシリティーとしての機能を一層充実させる予定です。