献体を利用した教育・研究体制の確立

はじめに

臨床医学研究分野においては、長年に渡り、医工連携・産学連携における献体利用の可能性と、臨床医学における献体使用推進の必要性が掲げられておりました。
2012年に「臨床医学の教育及び研究における死体解剖のガイドライン」が公表されたことにより、国内でのカダバートレーニングが実施可能となりました。
北海道大学では、篤志献体の会である北海道大学白菊会の会員ならびにご家族のご理解とご協力を得てカダバートレーニングの準備を進め、2016年から学内に専門委員会である『北海道大学における遺体を使用した外科解剖・手術手技研修(CAST*)実施運営委員会』を立ち上げて手術手技研修を開始し、高度で安全な医療が受けられる未来社会の実現に向けて日々努力を重ねて参りました。
2019年度から献体を使用した手術手技研修に人材育成や医療機器開発への取り組みを加えたCAST関連事業を立ち上げました。本事業は文部科学省・厚生労働省・北海道・国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)に採択され、包括的に推進できることとなりました。
献体を使用した臨床医学の教育・研究システムの確立を目指し、事業を進めて参りますので、多くの方々に事業のご理解とご参加をお願いしたく、このサイトでご紹介してまいります。
(*CAST=Cadaveric Anatomy and Surgical Training、AMED= Japan Agency for Medical Research and Development)

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